群馬県桐生市

広大な関東平野の北部に位置する、桐生市。
山々に囲まれ、街の東西に流れる清流。豊かな自 然とともに、この街は発展していった歴史がある。
桐生は元来、養蚕・機織りなどを業(なりわい)と して生活をする人が多かった。室町時代には縁起 が良いとされた桐生絹は盛んに幕府へと献上され るなど、織物と密接な関係を持つ。
赤城山麓で品質の良いお蚕が沢山とれる桐生地域 は、絹織物の市が賑やかに行なわれ、織物の産業 都市へと目覚ましい成長を遂げていったー。
1738年(元文3年)に西陣から腰掛けて織機と、それによる紗綾織の技術がもたらされ、高度な織物が織れるようになり更に発展する。
明治、紋様を織り出すジャカードやピアノマシンも移入や輸入され、これが大工場で桐生織物業の工業化の始まりの契機となった。
桐生は海外輸出の想定をしながら広幅の織機を導入し動力化。
さらには鉄道の敷設、電話の開設など、明治後期~大正にかけて、経済の発展とともに桐生は顕著な発展を遂げ、織都桐生の基盤を確立していった。
大正後期から洋装が急激に増加。桐生織物は意匠柄合、複雑な紋織物に変化していく。
当時は輸出織物として、満州、中国、インド、朝鮮、台湾向けが主であった。
しかし、国家統制の強化とともに織機を屑鉄化して供出し、 建坪の大きい工場は軍需工場へと転換され、桐生の織物業は壊滅状態で終戦を迎えた。
それでも、桐生はいち早く織 物を手がけ、戦後復興に大きな貢献をし、ほどなくして桐生は「織物の街・桐生」として復活する。
戦後は、生活文化様式も一変し、繊維産業=ファッション産業として人々の注目を集めるようになる。
桐生の織物業も、和装商品と洋装商品とに分かれてきた。
そして、桐生織物業はファッション産業のマテリアル発信地として、いち早く国内外の輸出見本市などを催し、好評を博している。
現在は、ジャカードを主に活用した強撚糸使いの織物で、使用糸も天然繊維から化学繊維まで、さまざまな糸を使用している。
加えてコンピューターの発達とともに、ジャカードのCADコンピューター・デザインシステムのソフトが普及。
時代とともに桐生の織物産業は日々変化を遂げ、進んでいる。

出演

センバタヤ(テキスタイルデザイン)

桐生市本町を拠点に、制作活動を行うテキスタイルデザインユニット。
各有名ブランドへコレクション用の生地なども提供。
発色の良いデコラティブな生地や、ベーシックのなかにも
ひねりある加工やデザインが、各方面から高い評価を得ている。

ripple(染色、パターン、服飾デザイン)

http://www.ripple-garden.com/

“暮らしに馴染むもの”をコンセプトに、自然で優しい洋服や雑貨を制作。
毎週火曜日に開く自身のお店をはじめ、各イベント、マルシェにて販売も行なっている。

PRIRET(アウトドアストールデザイン)

http://www.priret.com/

実際の野外で役に立つ機能とデザインを兼ね備えたストールを中心に制作、販売。
群馬県のみならず、都内のアウトドア専門ショップなどでも展開中。
『GO OUT』等、各誌も取り上げる注目の新進気鋭ブランド。

Belluria(リアルセレクトショップ)

http://www.belluria.net/

群馬県を代表する本格派セレクトショップ。
流行も捉えつつ、独自のセンスが光る提案が特徴。一人ひとりのお客様に合ったコーディネートを、丁寧に温かく接客。
桐生店ほか、高崎、鎌倉に店舗を構える。

000(刺繍デザイン)

http://www.000-triple.com/

桐生の老舗メーカー「笠盛」から発信するプライベートブランド。
高度な刺繍技術やレーザーカットを駆使したアクセサリー、ライフスタイル製品などを提案。
都内の百貨店やインテリアショップなどでも展開。
TEXT+STYLE展【参加写真家】

辻 繭子(つじ まゆこ)

群馬県桐生市在住フォトグラファー。
新聞社のアルバイトをきっかけに本格的に写真を始め、その後写真家Jonathan Elisに師事。
ドキュメンタリー写真を独自スタイルとしている。
www.tsujimayu.com
TEXT+STYLE展【参加写真家】

栗原 小織 (くりはら さおり)


1989年生まれ / 埼玉県出身
日本大学芸術学部写真学科 卒
photo30heidi@gmail.com
TEXT+STYLE展【参加音楽家】

Hideki Umezawa

2007年より活動を開始。桐生市出身。
現在までにSymbolic Interaction、Dynamophoneといったレーベルから作品をリリース。
またファッションブランドへの楽曲提供など活動は多岐に渡る。
2011年10月にDynamophoneより多数のゲストを招いた3thアルバム『Glimmer of Sunlight』をリリース。
そして同じく2011年10月にPROGRESSIVE FOrMより4thアルバム『Tone Sketch』をリリース。
http://soundcloud.com/hideki-umezawa
http://twitter.com/hidekiumezawa
TEXT+STYLE展【参加音楽家】

miltata (ミルタタ)

1986年群馬県生まれ。横浜市在住。
名古屋学芸大学メディア造形学部卒業後、石上純也建築設計事務所入所。
退社後フリーランスで「ただ何となくそこにあるようなもの」を軸に
イラストレーシン、楽曲制作、プロダクトなど様々な制作を行う。
http://miltata.com/
TEXT+STYLE展【参加音楽家】

佐々木 正暁

日本大学芸術学部大学院にて雅楽の研究、現代音楽の創作を行う。
また映画、CM、演劇など様々な分野に楽曲を提供。
日本大学芸術学部長賞受賞。
TEXT+STYLE展【参加デザイナー】

サイトーナルミ

日本大学芸術学部デザイン学科でコミュニケーションデザインを専攻後、卒業後はWEBデザイン領域で仕事を行う。
http://www.naruchan.jp/

ご協賛のお礼

この度は、KIRYU.IN 第3弾企画 ”TEXT+STYLE”展に、ご協力いただきまして誠にありがとうございます。
下記にてこの企画の下支えをして頂いた方々を紹介させて頂きます。